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遣迎院 (京都市東山区) : ウィキペディア日本語版 | 遣迎院 (京都市東山区)[けんこういん]
遣迎院(けんこういん)は、京都市東山区にある浄土宗西山禅林寺派の寺院。山号は慈眼山。本尊は十一面観世音菩薩。南遣迎院とも称される。西山国師(証空)終焉の地である。 ==歴史== 1201年(正治3年)に九条道家の開基、証空(浄土宗西山派の派祖)の開山により釈迦と阿弥陀を本尊として現在地に創建されたのに始まる。1583年(天正13年)には寺の敷地が豊臣秀吉により大仏殿(後の方広寺)の敷地と定められたため移転を余儀なくされた。移転は大仏殿計画地が渋谷仏光寺境内に変更されたため中断されたが、一連の経緯の中で2寺に分かれることとなった。その内の1寺はそのまま残され、浄土宗西山禅林寺派の寺として現存している。もう1寺は現在の北区鷹峯に移され、浄土真宗遣迎院派の遣迎院である。
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